入れ歯を装着したまま、就寝されてしまわれる方がいらっしゃるようですが、夜間入れ歯のご使用がないときには、きちんと外した上で、入れ歯専用の歯ブラシなどでメンテナンスを行い、清潔にした状態で衛生的なお水につけて置きましょう。入れ歯を装着したままお休みになられますと、お食事の際に入れ歯に付着した汚れなどが、口内環境の乱れを招いてしまいますので、入れ歯を装着したままお休みになることはおすすめすることはできません。また入れ歯をお水につけずに、そのままケースなどに入れてしまわれる方もいらっしゃいますが、入れ歯は乾燥に弱いと言われておりますので、お口に装着しない時は、清潔なお水の中に浸けておかれることが必要です。入れ歯をお水ではなく、殺菌のために熱湯に入れるという方もいらっしゃるようですが、入れ歯の素材によっては熱に大変弱い性質を持ったものもあるようですので、熱湯に入れることで入れ歯の変形などを防ぐためにも、お水もしくは適温の40°前後のぬるま湯をご利用ください。