顎関節治療

投稿者: | 2021年11月9日

顎関節は、左右に1つずつあり、頭の骨に下顎の骨の上部(下顎頭)が入り込む構造になっています。骨と骨の間には「間接円板」という線維性の組織があります。顎関節は、口の開閉や顎を前後左右になめらかに動かす為に重要な役割を担っています。顎関節症とは、顎関節の周囲に何等かの障害が生じる病気、近年患者さんが増加しています。「顎を動かすと痛い」「口を大きく開けられない」「口を開閉すると音がする」「噛み合わせの違和感」などが、顎関節症の主な症状です。患者さんによって、症状が1つの事もあれば重複する事もあります。顎関節症の要因としては、歯並びや噛み合わせの異常、歯ぎしり、歯を食いしばる癖、顎を動かす癖などの他、ストレスによるもの等があり、それが複雑に重なり合って発症すると考えられています